【女性一人旅】奄美大島の3つの魅力

こんにちは、さらーなです。

日本で南の観光地と言えば、沖縄が第一に挙げる人が多いと思いますが、あたたかくてきれいな海があるところとして、奄美大島もとっても素敵だぞー!ということで、世界自然遺産に登録が決まったこともあり、奄美大島について書いてみます。

日常に疲れているが、アクティブに行動したい人におすすめ!

私は2018年に一人旅で行きましたが、その頃、日々の忙しさに埋もれてめちゃくちゃ疲れていました。

いつもと違う光景を求めて、でもせっかく足を延ばすならいろいろなことを楽しみたいと思い、奄美大島を選びましたが、完全にリフレーーーッシュ!できました。

2021年7月に世界自然遺産として登録が決定されたので、今後人気が高まることでしょう。

手つかずの自然や奄美の固有種もたくさんあるので、ルールやマナーを守りつつ楽しんでいただきたく思います!

そんな奄美大島の魅力は、

ありのままの自然!

奄美でしかつくられていない焼酎!

素朴でやさしい人!

これら3つを紹介していきます。

奄美の魅力① ありのままの自然! 海!マングローブ!

岩場の多い砂浜も。

まずはなんといっても、きれいな海!

マリンスポーツが好きとか、夏と言えば海!ってタイプでなくても、海って波音を聞いて見てるだけで癒されませんか?

空港が綺麗な海の側なので、着陸のときから来たぞー!って気持ちになります。

ハイシーズンに行ったため、私を含め観光客がいますが、うようよいるという感じではなく、一人でも過ごしやすかったです。

初めての奄美大島で不安もあるという方は、空港から10分程度で行ける土盛(ともり)海岸、大きい宿泊施設が併設されている用安海岸がおすすめ。

土盛海岸(夕方撮影 アンニュイな感じ!)

土盛海岸には、昼と夕方に訪れましたが、昼は観光客、夕方は地元の方がいました。

奄美在住の方によると、地元の方は強い日差しを避けて、朝夕に楽しむ方が多いそう。

また、この旅で出会った方に伺ったところ、朝イチの晴れた土盛海岸はとても海の色が綺麗に見えたそうで、同じ海でも太陽の位置や天気によっていろいろな顔が楽しめます。

用安海岸

用安海岸は天気が悪い日に訪れたため、良い手持ちの写真がありませんでした…。

こちらは、「ばしゃ山村」という観光施設があり、宿泊施設、お土産屋さん、レストラン、テイクアウト店など観光客が困らないスポットです!

海は天気や場所によって、波が高くなるなど急に様子が変わることもあるので、安全には十分留意してください。

ちなみに、足をのばして加計呂麻島にも行くつもりで宿も押さえていたのですが、まるで台風が来たかのような雨風(私は一人旅で天気に恵まれないパターンが多い…)で、加計呂麻島までのフェリーが出ている古仁屋(こに)の港でフェリーの欠航を知り、泣く泣くプラン変更しました。

https://www.kakeroma-welcome.com/

加計呂麻島のお宿の人にキャンセルの電話をしましたが、「残念だったね、また来てね。」と優しく対応していただき、慰めてもらいました。

黒潮の森 マングローブパークでカヌー体験

こちらは、市街地の名瀬から車で南に20分ほどのところにある、黒潮の森 マングローブパーク

カヌー体験で、マングローブの原生林を探検できます。

ガイドの方がサポートしてくれるので、経験がなくても安心して参加できます。

また、私が参加したのは、大所帯でツアーに行く形でした。

参加しているのはファミリー、グループ、カップルなど様々で、1人1台のカヌーだとみんなあちこち入り乱れるので、一人で参加するのも、あまり気になりませんでした。

途中、中洲みたいなところに上がって散策したのですが、ガイドの方が気軽に「写真撮りましょうか?」と言ってくださったのも、ありがたかったです。

マングローブの生態についても解説してくださるので、植物好きはとても楽しいと思います。

私はマングローブパークのカヌー体験でしたが、他のところでもできるようで、ガイドなしフリープランもあるようでした。

奄美の魅力② 奄美でしかつくられない 黒糖焼酎

奄美大島と、周辺の島を奄美群島というらしいのですが、「黒糖焼酎」と呼ばれるものは奄美群島でしかつくることができないそうです。

手に入れやすい「れんと」が一番知名度が高いのかなと思います。

個人的には、学生時代のアルバイト先で、お酒の瓶って茶色いものが多い中で、れんとの水色のボトルがとても綺麗だなーと印象的でした。

国道沿いにある奄美大島酒造

奄美大島には空港ー名瀬ー古仁屋間を結ぶ国道58号線があります。

その空港ー名瀬間の途中に大きな黒糖焼酎のボトルが!

こちらは酒造で、工場の一般見学もできるところでした。

奄美大島には名瀬を中心に酒造が点在していて、見学できるところもあります。

酒造によっては事前に問い合わせが必要なので、見学を考えている場合は、奄美に行く前に下調べするのをお勧めします。

私はそれまで黒糖焼酎を飲んだことがなく、どの銘柄がいいという希望はなかったので、この本を読んでフィーリングで行きたいところに連絡しました。

お酒の味に詳しくありませんが、黒糖の甘い香りがしつつすっきりしたイメージで、個人的には水割りでいただくのが好きです。(そもそも基本水割りが好きかもしれない…。)

市街地名瀬には「屋仁川(やにがわ)通り」という飲み屋街があり、郷土料理で有名なお店や島唄ライブのある居酒屋など、奄美の夜を楽しめます!

お店の方に黒糖焼酎のことを聞きながら、いろいろな銘柄をいただきました。

個人的に「朝日」という黒糖焼酎が好きだと思ったのを覚えています。

あと島唄シンガーの方がとーっても上手くて、エネルギッシュでした!

奄美の魅力③ 素朴で優しい奄美の人たち!

旅をしていると、迷ったり、行程をうまく進められなかったりすることがあります。

どこに旅しても尋ねたら親切に教えてくださる方が多いので、嫌な思いをしたことってそんなに記憶がないのですが(覚えてないだけな可能性も)、

奄美で私がお世話になった方、みんなほんとーーーに親切でした!!

そしてキャラが良く、親しみやすい人が多い!

加計呂麻島でキャンセルしたお宿のオーナー。

屋仁川通りの居酒屋で島唄ライブに「入りなよ!」と声をかけてくれたご主人 。

見学させていただいた酒造の方。

泊まったゲストハウスのオーナー。

お世話になった方の中には、「バス不便じゃない?」と空港まで送ってくださり、途中の車じゃないと行きにくい海岸にまで案内してくださった方もいました。

旅の魅力紹介で、一般の人紹介する?とも思いましたが、奄美の旅から数年経った今も忘れられないし、奄美で良かったことで真っ先に思い浮かぶくらい思い出深いです。

ただどこにいても犯罪はあるので、ご自身の身の安全を第一に行動してください。

奄美の一人旅で気をつけたいポイント

自然に左右されることを踏まえて、余裕のある計画を!

私が行ったときは、天気に左右され、予定変更することが多かったです。
(この投稿に載せる写真を選ぶときも天気悪いものがたくさんだなーと思いました…。)

個人的には、加計呂麻島は下調べにも力を入れて楽しみにしていただけに、キャンセルになったのはとても残念でした。

でも、自然を楽しみに行く旅である以上、自然に予定を左右されるのも醍醐味の一つと思っておかないといけないですね。

移動はレンタカー、レンタル原付バイクがおすすめ!

奄美大島はわりと大きな島で、空港から市街地に行くのも車で40分ほどかかります。

それでも島の半分も縦断していないので、大島全体を楽しもうと思うと、移動の時間は多いです。

私はまず、空港で借りて名瀬で返却できるものを予約し、海をまわりつつ名瀬に向かいました。

加計呂麻島に行く際は、名瀬から古仁屋までバス、古仁屋港で原付バイクをレンタルしフェリーにのせて、加計呂麻島はバイクでまわる予定でした。(雨で実現せずでしたが…。)

国道58号の空港ー名瀬、名瀬ー古仁屋は幹線道路なので公共のバスがある程度あります。

名瀬で留まる場合や、国道沿いの施設に行く場合は、バス移動でも可能です。
(実際に予定変更して行った先は国道沿いの施設でした。)

ただ海をたくさん楽しみたい方や、短い日程でいろいろなところに行きたい場合、バスだと難しいのではないかと思います。

美しい奄美を守る行動を

世界自然遺産に登録が決まり、今後注目度が高くなるであろう奄美大島。

アマミノクロウサギのような固有種を始め、奄美にしかない自然があります。

そんな奄美の自然は、注目度の高まりによって壊されてはいけないと思います。

私たち旅行者は、奄美の自然を壊さないようにマナーを守りつつ、奄美の魅力を楽しめたらいいですね!

お読みいただき、ありがとうございました!